【芸能】アン・ルイスが新曲発表、「パニック障害」告白

( ´ⅴ｀)＠名無しののたんφ ★

歌手、アン・ルイス（４６）が２０日、都内で３年ぶりの新曲「ＤＲＩＶＥ」の発表
会見を開き、「パニック障害」に苦しんでいることを初告白した。緊張した状況に身
を置くとパニック症状が発症。「ステージに立つのは難しい」といい、歌手活動は、
当面行わない予定。今後については「プロデュースをやりたい」と語り、病気と闘い
ながら新たな道を進む決意だ。

かつて「ロックの女王」と呼ばれ、迫力あるライブパフォーマンスで人気を集めたアン
が、人知れず「パニック障害」に苦しんでいた。

　症状は約５年前から出ていたが、日本でＭＲＩやＣＴスキャンなど検査を受けても「何
でもない」との診断。昨年、ロサンゼルス（７年前から在住）の病院で診察を受けた時に
判明した。もっともそれ以前、日本でバリバリにステージをこなしていた頃から吐き気な
どの兆しはあったという。

　アンによると、症状は「首のところが、ズワンズワンしてきて動脈がキュッと締まって
、血が頭に流れない感じ。５分くらいカーッと熱くなって汗が出てきて、失神するような
感じ」。その後気持ち悪くなり、「ここで死んだらどうしよう、倒れたらどうしよう」な
どとパニック状態に陥るそうだ。

　常に症状が出るわけではなく、「家にいる時は全然大丈夫です」と笑顔も。とはいえ、
この日の会見も一斉にカメラに囲まれるとパニック障害が出る恐れがあったため、テレビ
は個別にインタビューし、新聞と雑誌だけ別に会見を設定したほど。「マイクが嫌い」と
会見でもマイクは使わなかった。

　１２月１８日にシングル「ＤＲＩＶＥ」、来年１月２２日にアルバム「Ｇｉｒｌｓ　
Ｎｉｇｈｔ　Ｏｕｔ」を発売するが、「緊張する状況に身を置きたくない。治ればステー
ジにも立てるんでしょうが、パニック障害がある限り難しい…」と告白。アルバム発売以
降、歌手活動は事実上、無期限で休業することになる。

　引退は「キャンディーズみたいに言って、また出てくるのは嫌だから」と明言はせず、
「タイミングをみつつ、やれたらやるかも」。今後は「プロデュースをやりたい」といい
、４、５人の女性グループを手がける計画が進んでいる。

　「楽しい、プレッシャーのないことならどんどんやっていきたい。アン・ルイス＝病気
じゃ格好悪いし、一生懸命やりたい」。ちなみに、精神的な支えになる男性はいないそう
で、「動物（４匹の猫）が安定剤です」と話していた。

★パニック障害

　ある日突然、めまいや激しい動悸、呼吸困難、吐き気といった症状とともに、
死の恐怖を感じる「パニック発作」に襲われる。発作は５分から３０分以内にお
さまるが、以後そのショックから「予期不安」「広場恐怖」などにつきまとわれ
、外出が困難になったり、日常生活に支障をきたすことも。脳内神経伝達物質「
セロトニン」や「ノルアドレナリン」のバランスの乱れが発症に関係することが
分かり、ＳＳＲＩという有効な薬も登場している。最近では女優の田中美里がパ
ニック障害だったことを告白して話題を呼んだ。
http://www.zakzak.co.jp/top-xus/top2002112104.html