http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt37/20010830diii070030.html
亀井はなにも国債引受けを目的にしている訳ではなくて、
あくまでも国債価格の下落を心配する向きへのカウンターとして、
それを主張している訳だ。

積極財政論者は自民党内に掃いて捨てるほどいるが、インフレ目標に
言及している亀井は貴重な存在だ。たしかに財政政策を発動する
必要性には疑問があるが、さして大きな問題ではない。
小泉は江藤亀井派と政策協定を結ばなければ総裁にはなれなかった
のであるから、彼は亀井の諫言に耳を傾ける義務がある。