【社会】化学大手東ソー、プラントの検査せず虚偽報告

依頼７９２さん＠ギコhiro(,,゜Д゜)φ ★

総合化学大手の東ソーの四日市事業所（三重県四日市市）が、四日市コンビナートにある製造設備で、
高圧ガス保安法で義務づけられた検査をせず、虚偽の検査記録を三重県に届けていたことが１３日分かった。
東ソーはプラントを停止して再度検査をしているが、危険が伴う大型プラントを操業する企業として、責任が厳しく問われそうだ。
　経済産業省原子力安全・保安院は同日付で東ソー四日市事業所が自主的に保安検査をできる認定を取り消した。

　保安院と東ソーによると、同事業所では００年から０２年にかけて、１４製造施設のうち、
石油化学製品の基礎原料をつくるエチレンプラントなど５施設で、
タンクや配管がガスの圧力に耐えられる厚みがあるかどうかを調べる検査をしなかった。

さらに、以前の検査で出た配管の厚さの数値をそのまま書き込んだ虚偽の報告書を、三重県に提出していた。

　保安院が４月下旬に立ち入り検査し、虚偽報告の疑いを指摘。東ソーが社内調査をした結果発覚した。

　東ソーは今年３～４月にかけて、０３年分の保安検査を終えているが、５月１５日からエチレンプラントなどを自主的に停止し、

検査が適正だったかどうかを再度調べている。当初は６月中旬に再開する予定だったが、

停止のさいエチレンが漏れる事故があり、７月下旬まで操業が再開できない見通しという。

http://www.asahi.com/national/update/0613/032.html