4-2; 創価学会と亀井静香の因縁。この関係は後に相互の癒着を生んだか?
 亀井と創価学会を仲介したのは、山口組系後藤組か?

「Kファイル」 2000年11月
 亀井氏と創価学会には浅からぬ因縁があるのはご存じの通り。
 創価学会に対抗する組織「四月会」の結成に参加、反学会の急先鋒として池田氏の国会招致まで
画策していたのだから、学会員との間で緊張が走ったのは1度や2度ではない。
 肝心のKファイルの内容はというと、まず注目されるのが許永中との関係や仕手集団コスモポリタンとの
株取引疑惑に関する怪文書、情報紙記事などを網羅したページだ。コスモポリタンの池田保次代表は
元山口組系暴力団の組長で地上げ屋に転身後、大仕手集団のリーダーとして有名になる。後に
「仕手戦に失敗して100億円の借金を抱えたために、スポンサーの暴力団に追われて失踪。いまだ
生死不明の人物」(兜町関係者)。

 そのほか、亀井氏と統一教会の関係資料を網羅した「統一教会、Kの周辺情報(Sファイル)」。
亀井氏の政治団体の政治資金報告書や献金者リストを載せた「金の流れ」。亀井氏関連企業の
登記簿謄本、信用調査を載せた「Kの関連企業、団体、データ」(もちろん先の公団から便宜を計って
もらった警備会社「ジェイ・エス・エス」も含まれる)などの分冊から構成されているのだが、圧巻はこの
「Kの関連企業……」の後半に掲載された、亀井氏の身辺を徹底的に調査したデータだ。
 資金源、警察人脈、地元支持者のリストなどが載っているのだが、特に前妻に関する項目には恐れ
入った。怖いものナシの亀井氏の弱みといわれているのは、前妻との間に2人の男子が生まれ、
その後除籍しているというスキャンダル。こういったプライバシー問題には亀井氏もことのほか神経質に
なるようで、記者懇談会で前妻に関する質問に激高したという情報までもがファイルに掲載されている。
そのほか、地元関係者ですらほとんど事情を知らないという前妻の現状をレポート、その前妻の親族の
預金口座までを調べ上げてレポートしているのだ。
http://www.ultracyzo.com/kasutori/0011/k111700_02.html