教員として必要な学力や指導力に欠けるとして６月に分限免職処分になった大阪府立高の
元男性数学教諭（４５）が２０日、「うつ状態で学力テストなどをした府教委のやり方は不当」
などとして処分撤回を求め、府人事委に地方公務員法に基づく不服申し立てをした。

申立書などによると、府教委は元教諭を「指導力不足教員」と認定。昨年４月から
府教育センターで研修を実施したが、今年４月以降の研修でも府立高入試問題で合格者
平均点を取れなかったことなどから、「能力の欠如が矯正できない」と判断した。元教諭は
「今年４月以降もうつ状態で、医師の診断書も提出していたのに、府教委は病気は治った
としてテストなどをした」などと主張している。【堀雅充】

http://news.msn.co.jp/newsarticle.armx?id=566630
大阪府教委：数学教諭を分限免職　入試問題で平均下回る
http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/884530/95aa8cc096c690E-0-2.html