新第18光洋丸で大けが 7月の事故で救出の通信長

 1日午前6時ごろ、福岡県大島村・沖ノ島の北北東約50キロの玄界灘で、
共和水産(鳥取県境港市)の巻き網漁船第18光洋丸(135トン)が操業中に、
網を揚げるための「網さばき機」が甲板に落下し、通信長松添松好さん(53)=長崎県大村市坂口町380-3=が
左足首の骨を折る重傷を負った。
 第18光洋丸は、今回の事故現場近くの海域で7月、
          パ  ナ  マ  船  籍
の貨物船と衝突して沈没、
1人が死亡、6人が行方不明となった巻き網漁船「第18光洋丸」の代替船。
 亡くなった乗組員の功績を後世に伝えるため、同じ名称を引き継ぎ、31日に船長ら計21人で出漁していた。
松添さんは7月の事故の際にも乗船していたが、救助されて無事だった。
 門司海上保安部(北九州市)の調べでは、網さばき機は、船尾のクレーンの先端に取り付けられていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030901-00000076-kyodo-soci